フリーランス生活に憧れながらも、第一歩を踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、私がフリーランサーとして稼げるようになるまでの道のりを、会社員時代の副業経験も含めてお伝えします。
最初は会社を辞めずに副業からスタート
フリーランスへの下積みは、会社員時代の副業から始まりました。
フリーランサーとして活動していくためには、まずは自分一人の力で1円でもお金を稼ぐ必要があると思いました。
会社員時代の副業期間は、初めから3年間と決めていました。
仕事のある日は帰宅後に3時間、仕事が休みの日は15時間は副業に充てました。
結果、独立までに副業にかけた時間は、合計で5,000時間に達していました。
挑戦した副業は以下の3つです。
- YouTube
- ブログ
- Web制作
最初に挑戦した副業はYouTube、会社にバレないように顔出し声出しなしで発信を続け、半年で収益化に成功しました。Googleから始めて振り込みがあった時の喜びは今でも忘れません。
2年目はブログに挑戦し、1年でGoogleアドセンスの申請が通りました。
ブログからも広告収益を得ることができました。
3年目はWeb制作を始め、初めてWordPressでホームページを制作しました。
知り合いに頭を下げ、ホームページ制作を5万円で受注しました。そこから学習を始め、サーバーの知識、WordPressの使い方、デザイン、コーディング、ライティングを独学で学びました。
1から学習を始めるのではなく、「ホームページを公開する」という目標を最初に定め、そこから必要な知識だけ逆算して学習していった流れです。
そして、1年かけて無事ホームページを納品できました。時給換算で100円もなかったと思います。
ただ、この経験が「自信」になり、同時に「自走力」が身に付きました。
仕事を獲得して、そこからスキルを身につけた
フリーランサーとして特に意識したことは、お客様の要望にはすべて応えることです。
ビジネスはお客様があって初めて成立します。
お客様の要望に応えることで報酬が発生します。
お客様から「こんなことできる?」と聞かれた時も、「(やったことないけど)できますよ!」と答え、そこから必死にスキルを身につけました。
つまり、「スキルを身につける→仕事を獲得する」ではなく、「仕事を獲得する→必要なスキルを身につける」という流れで行動しました。
前者はどこまでスキルを身につければ良いかわからず、学習地獄に陥ってしまいます。
後者はゴールが明確なため、習得すべきスキルが分かります。
稼ぐためには一番早い方法だと実感しています。
私の好きな言葉で、中村文昭さんの「頼まれごとは試されごと」という言葉があります。
出来もしない仕事をお願いされることはありません。
目の前に現れる仕事は、「この人だからできる」と思われているからお願いされます。
このチャンスを逃さないことが自身の成長につながります。
他にも意識したこととして、
どんなに低単価な仕事や修正地獄でも、文句ひとつ言わず期待以上のクオリティで納品することを心がけました。
お客様は期待以上だった時、「満足」ではなく「感動」に変わります。
そして、遠くのお客様でも可能な限り会いにいきました。
そこから次のお客様を紹介していただき、今でも営業なしで仕事が途切れない状態が続いています。
仕事のご依頼の9割以上はオフラインです。
人は人に対して仕事をお願いします。
誠実に、全力で向き合うことで、必ずその先が見えてきます。
稼ぐためには「スキル」と「集客」の掛け算が重要
優れた「スキル」があっても「集客(マーケティング)」ができなければ、稼ぐことはできません。
ではどうやって集客をしていくのか?
私の経験では、実際に「集客する」ことを通じて「集客」を学びました。
おすすめは「インスタグラム」「YouTube」「ブログ」などで、フォロワー・登録者を集めることです。
まずはアカウントを作り投稿を始めます。
残念ながら初めは誰も見てくれません。
それでも投稿を続け、100投稿を目指します。
その中で、伸びている投稿、伸びていない投稿が見えてきます。
- 伸びている投稿はどうして伸びているのか?
- ライバルのアカウントはなぜ伸びているのか?
- 自分との違いは何か?
このことを必死に考えます。そして改善します。
サムネイル作成一つをとっても、同じサムネイルを量産するのではなく、常に新しいデザインに挑戦しました。
改善の数だけ成長があります。
稼ぐことにおいて、情報発信は必須だと感じています。
ビジネスはお客様からスタートする
稼いでいくために確実な方法はありません。
100人いれば100通りの稼ぎ方があります。
動画編集・ブログ・Web制作・インスタ運用代行、いろんなジャンルがありますが、どれが稼げる、どれが稼げないというものはないと思っています。なぜなら、お客様の悩みを解決することで本質であって、ジャンルは「手段」の一つでしかないからです。つまり、本質を捉えることができれば、どのジャンルでも稼ぐことができます。
ビジネスはお客様からスタートします。
スキルに対して稼げるのではなく、お客様を喜ばせる・勝たせることの見返りとして報酬が発生します。
また、喜ばせた人の数や勝たせ方によって報酬額は変わります。
これからも、人のため、地域のために自分に何ができるかを考え、さらに価値提供できる人になっていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。